「ピラティスをすれば痩せますか」という質問はとても多いですが、結論から言うと、ピラティス単体で必ず体重が減るというものではありません。ピラティスは本来、体幹の強化や姿勢の改善を目的としたエクササイズであり、ダイエットに取り組むうえでの正しい位置づけを理解しておくことが大切です。
ピラティスの本来の目的
ピラティスは、ジョセフ・ピラティス氏が負傷兵のリハビリのために考案したエクササイズが起源で、体幹まわりの深層筋を鍛え、正しい姿勢や体の使い方を身につけることを主な目的としています。消費カロリーの大きい有酸素運動とは性質が異なるため、短期間で体重が大きく落ちることを期待する運動ではないと言われています。
それでも「痩せた」という声がある理由
体験談として「体が引き締まった」「姿勢が良くなって見た目の印象が変わった」という声は少なくありません。これは体重そのものの減少というより、姿勢改善やインナーマッスルの強化によって体のラインの見え方が変わることが理由の一つと考えられています。また、体を動かす習慣がつくことで、食事や生活リズムへの意識が自然と変わり、結果的に体型の変化につながるケースもあるようです。ただし感じ方には個人差があり、すべての人に同じ変化が起こるとは限りません。
ダイエット目的なら組み合わせを意識する
- 食生活の見直しと合わせて取り組む
- ウォーキングなど有酸素運動を別に取り入れる
- 睡眠や生活リズムを整えることも体づくりの土台になる
- 短期的な結果を求めすぎず、姿勢改善や運動習慣づくりとして継続する
「必ず痩せる」という言葉には注意
ピラティスに限らず、「これをやれば必ず痩せる」といった断定的な情報には注意が必要です。効果の感じ方は体質・頻度・生活習慣によって大きく異なるため、まずは体を動かす習慣づくりの一環として、無理のない範囲で続けてみることをおすすめします。
継続のしやすさは、通いやすい場所にスタジオがあるかどうかにも大きく左右されます。まずは最寄り駅でスタジオを検索し、無理なく通える範囲で比較してみてください。
