ピラティスを始めるとき、いちばん気になるのは「いつから効果を感じられるのか」でしょう。ただ、感じ方は人それぞれ。体質や頻度、もともとの運動習慣によっても変わります。この記事では、回数別によく言われる変化の目安と、変化を感じやすくするための工夫を紹介します。あくまで一般的な傾向です。効果や結果を保証するものではない点にご注意ください。
変化を感じるタイミングには個人差がある
「〇回で必ず変わる」。そう断定はできません。体の状態や生活習慣、通う頻度によって感じ方は大きく変わります。同じ回数を受けても、姿勢の変化に気づく人もいれば、呼吸のしやすさから先に気づく人もいます。そのうえで、よく語られる目安を紹介します。
回数別によく言われる変化の目安
| 目安の回数 | 感じやすいと言われる変化 |
|---|---|
| 1〜3回目 | レッスン後に体が軽い、普段使わない筋肉を意識できた、姿勢を意識しやすくなったと感じる人が多いようです |
| 4〜10回目(数ヶ月継続) | 呼吸の仕方や体の使い方に慣れ、レッスン中の動きがスムーズになったと感じる人が増えてくると言われています |
| 10回以上(継続数ヶ月) | 姿勢や体のラインの変化を実感しやすくなると言われていますが、個人差が大きく全員に当てはまるわけではありません |
効果の感じ方に影響する要因
変化の感じ方は、通う頻度以外の要素にも左右されます。もともとの運動習慣、体質、睡眠や食生活、マシンかマットかというレッスン形式。どれも効いてきます。同じスタジオに同じ回数通っても人によって感じ方が異なるのは、こうした要因が絡み合っているためで、どれか一つを整えれば足りるという話にはなりません。
10回受けるまでに、何ヶ月かかるか
変化の目安が「10回以上」なら、10回受けるのにかかる期間が問題になります。週1回なら10週、週2回なら5週。ただしこれは予約が思いどおりに取れた場合の数字です。同時に持てる予約の本数に上限を設けているブランドがあり、上限2本だったのはエレメント・ピラティスミラー・パーソナルマシンピラティスサクラでした。上限が小さいほど先の予定を押さえられず、実際の回数は落ちます。つまり「10回」は回数であって、期間の約束ではありません。
効果を感じやすくするために意識したいこと
- 基礎クラスを繰り返し受け、動きの感覚を体に覚えさせる
- レッスン内で指摘されたポイントを日常生活でも意識してみる
- 極端に間隔を空けず、無理のない頻度で継続する
- 睡眠や食生活など、レッスン以外の生活習慣も合わせて見直す
数ヶ月続ける前提なら、最低継続期間が先に効いてくる
効果を感じるまでに数ヶ月かかるなら、その数ヶ月を契約が許すかどうかが問題になります。調査した25ブランドのうち、最低継続期間を公式サイトに明記していたのは9ブランドで、最長は24ヶ月、最短は2ヶ月でした。残る16ブランドは記載を見つけられていません。これは縛りがないという意味ではなく、規約に書かれていなかったという意味です。
効果を試すつもりで入って合わなかったとき、抜けるまでにかかる時間はここで決まります。解約の締め切りも一緒に見ておく必要があります。前月10日、前々月20日といった締め日を1日過ぎると、それだけで1ヶ月分の月会費が余計に発生するためです。ブランド別の一覧は解約条件のページにまとめています。
続けられない月が来たときに、止められるか
数ヶ月続ける前提なら、途中で通えない月が来る前提でも考えておく価値があります。出張、繁忙期、体調。そのときに契約を止められるかどうかで、続く確率は変わります。休会制度の有無と手数料はブランドごとに違い、公式サイトに記載を見つけられないブランドもありました。退会して入り直すと入会金がもう一度かかるので、休会があるかどうかは効果を待つ期間の長さに直結します。
すぐに結果を求めすぎないことも大切
ピラティスはもともと、ジョセフ・ピラティスが負傷兵のリハビリのために考案したエクササイズです。体に無理な負担をかけず、少しずつ体の使い方を整えていく。それが本来の目的なので、短期間で劇的な変化を求めるより、数ヶ月単位の目標を置いたほうが挫折しにくくなります。
効果を感じるまでの期間は通う頻度と生活習慣で数ヶ月単位で前後するので、最初に見るべきは効果の速さより、続けられるかどうかになります。距離や時間帯が合わないスタジオでは、効果を語る段階の前に足が止まります。順番の問題です。



