直前にレッスンへ行けなくなった場合の対応は、スタジオごとに大きく異なります。開始30分前までペナルティなしで取り消せるところもあれば、24時間前を過ぎると1回分消化扱いになるところもあります。公式サイトで確認できた21ブランドのキャンセル期限と超過時のペナルティを整理しました。
体験予約は、体験向けの案内からキャンセルする
体験に行けなくなったら、まず予約完了メールや公式サイトの「体験レッスン」の案内で、連絡方法と受付時間を確認しましょう。通常の会員向けレッスンとは、キャンセルの手順が異なる場合があります。
たとえばzen placeは通常レッスンをマイページやアプリで取り消せますが、体験のキャンセル・日程変更は総合受付または予約したスタジオへの電話を案内しています。24/7ピラティスも、初回体験の変更・キャンセル用に電話窓口を掲載しています。予約した施設の体験向け案内に従ってください。
連絡時は予約者名・店舗・日時に加え、取り消したいのか、別の日に変更したいのかを伝えます。「○月○日○時に○○店で体験を予約した○○です。日程変更を希望しています」と伝えると、用件が明確になります。
電話なら取り消しの完了や変更後の日時をその場で確認します。オンラインで手続きする施設では、確認メールや予約画面のステータスまで確かめましょう。変更の依頼を送っただけで、予約が消えたと思い込まないことが大切です。
期限を過ぎても、無断で欠席せずスタジオへ連絡してください。連絡すれば無料になるとは限りません。キャンセル料や事前決済の返金については、予約した体験の規定と窓口の案内を確認しましょう。
キャンセル期限は「開始30分前」から「24時間前」までスタジオで異なる
締め切りの決め方には2つの型があります。「レッスン開始の◯時間前まで」と時間で数える型と、「前日20時まで」のように時刻で決める型です。前者だけを比べても、最も緩いブランドが開始30分前、最も厳しいブランドが24時間前と、大きく開いています。
同じブランドでも、レッスンの形式によって締め切り時間が分かれます。たとえばクラブピラティスはグループが12時間前・プライベートが24時間前、ピラティスミラーはグループが3時間前・プライベートが前日17時までです。枠数が限られるパーソナルレッスンほど期限が早めに設定されやすいため、予定が流動的な方は事前の確認が欠かせません。
| ブランド | キャンセル期限 | 期限を過ぎた場合 |
|---|---|---|
| スタジオトゥーユー | 予約日時より24時間以内のキャンセルは、体調や交通事情等いかなる理由を問わずキャンセル料100% | レッスン料金の100%をキャンセル料として頂戴する(グループ通い放題プランは当日キャンセルが累計1ヶ月に3回になるとペナルティが発生し、期間中(10日間)は予約不可) |
| ディーピラティス | セッション開始の24時間前まで | 開始24時間前を過ぎてのキャンセルはレッスン1回分の消費扱い(体調不良などやむを得ない事情の場合は消費扱いにならないことあり)。無料体験レッスンを開始24時間以内にキャンセルした場合はキャンセル料3,300円。 |
| パーソナルマシンピラティスYUZU | レッスン開始の24時間前まで(以降は当日キャンセル扱い) | 24時間前を過ぎてのキャンセルはいかなる理由の場合でも当日キャンセル扱いとなり、キャンセル料としてレッスン代金(チケット1回分相当)の100%を請求。遅刻の場合もレッスン開始から15分を過ぎると当日キャンセル扱い |
| クラブピラティス | グループレッスンはレッスン開始12時間前まで、プライベートレッスンは開始24時間前まで、予約サイト上で本人が操作してキャンセル可能(電話・SMS・SNS DMでも受付) | 締切(グループ12時間前/プライベート24時間前)を過ぎてのキャンセルは、チケット1回分消化、または店舗により税別1,000円〜1,500円のキャンセル料が発生 |
| ピラティスミー | レッスン開始日時の3時間前まで(利用規約第13条) | キャンセル期限を過ぎた場合はレッスン料金100%相当額のチケットを消費する(利用規約第13条) |
| ピラティスミーライフ | レッスン開始日時の3時間前まで(利用規約第13条) | キャンセル期限を過ぎた場合はレッスン料金100%相当額のチケットを消費する(利用規約第13条) |
| ピラティスミラー | グループレッスンはレッスン開始3時間前まで(マイページ)。プライベートレッスンはレッスン前日17時まで(予約サイト) | キャンセル期限までにキャンセル・変更の手続きがない場合、利用回数の1回分が消化扱いとなる(チケット利用分も返金不可) |
| ララピラティス | レッスン開始3時間前まで | キャンセル期限を過ぎるとペナルティが発生する場合があると案内されているが、具体的な内容・金額は非公開 |
| エレメント | 予約開始2時間前まで | 予約開始2時間以内のキャンセルはキャンセル料1,100円 |
| オルタナピラティス | レッスン開始2時間前まで | 消化扱い(当該レッスンを1回受講したものとして利用回数にカウントされる) |
| ピラティスK | レッスン開始1時間前まで(会員マイページから手続き) | 同一月内(1日~末日)に2回以上、無断キャンセルまたは時間外キャンセル(開始1時間前を過ぎてのキャンセル)をすると、翌月の同時予約可能枠が1回分に制限される。3回に達すると施設利用の制限や除名の対象となる場合がある。 |
| ヤード | レッスン開始1時間前まで(「エアフローヨガ」「YARDメインインストラクターSHU担当」レッスンのみレッスン開始24時間前まで) | キャンセル期限を過ぎてのキャンセル、または無断キャンセル(連絡なくレッスンに参加しなかった場合)は1回消化扱いとなる。MASTER会員は毎月15日〜翌月14日の期間中に無断キャンセル・期限超過キャンセルを3回以上行うと、翌月の予約可能本数が「月10本まで」に制限される。 |
| リントスル | レッスン開始60分前まで(アプリ・Web・LINEで手続き可能。60分前を過ぎると「時間外キャンセル」) | 時間外キャンセル(開始60分前を過ぎてのキャンセル)が月2回以上発生すると、翌月の同時予約可能件数が1件に制限される |
| 楽々ピラティス | レッスン開始1時間前まで | キャンセル期限(レッスン開始1時間前)を過ぎてキャンセル・欠席した場合、レッスン回数(または追加レッスンチケット)を1回分消化する。 |
| ソエルスタジオ | レッスン開始30分前まで(体験レッスンは開始15分前まで、パーソナルレッスンのみ開始24時間前まで) | 通常のキャンセル料は発生しない。ただしキャンセル可能時間(レッスン開始30分前)を過ぎても連絡なく来店しない「無断キャンセル」を繰り返した場合、サービス利用の制限等の対応となる場合がある。 |
| スタジオアイビー | レッスン前日の19時まで(マイページから本人操作)。予約の変更は前日21時まで可能だが、実質は一度キャンセルして取り直す必要がある。 | 前日19時以降のキャンセルは理由を問わずレッスン代金100%相当額が発生。開始時刻から30分以上の遅刻は無断キャンセル扱い。 |
| ゼンプレイス ピラティス | プライベートレッスンおよびマシンを使ったグループレッスン(リフォーマーグループ・キャデラックグループ・チェアグループ等)は、レッスン開始時間の24時間以内のキャンセル・変更で1回分のレッスンが消化(権利消化)となる。マットグループのキャンセル期限は公式サイトに記載がないため、店舗にご確認ください | プライベート/マシン使用グループレッスンは開始24時間以内のキャンセルまたは無断キャンセルで受講料100%相当・1回分のレッスンチケットが消化。マシンを使ったグループレッスンは10分以上の遅刻で入室不可となり同様に1回分消化。マットグループ・プライベートは遅刻しても受講可能だが延長は不可 |
| パーソナルマシンピラティスサクラ | 予約日前日の21時まで | 前日21時までに変更・キャンセルしない場合は予約変更に応じてもらえず、レッスン1回分を消化したものとして扱われる。30分以上の遅刻もキャンセル(消化)扱い。ただし当店都合でのキャンセル時は消化扱いとせず、レッスン1回分のチケットが付与される。 |
| ビーディーシー ピラティス | 前日20時まで(グループ・プライベート共通) | 前日20時以降のキャンセルおよび無断欠席はレッスン1回分としてカウント、または追加レッスン料・体験レッスン料と同額のキャンセル料(100%キャンセルチャージ)が発生。レッスン開始5分を超える遅刻も同様に1回分としてカウントされる。 |
| ピラティススタジオDEP | 各予約フォームに設定された期限内であれば日程変更・キャンセルが可能 | 予約フォームに設定された期限を過ぎるとキャンセル・日程変更ができず、返金もない |
| ルルト | 予約前日24:00まで(原則) | 当日キャンセル・無断欠席は規定のキャンセル料を請求、または会員制の場合は当該回数を消化扱いとする(利用規約第9条) |
ラピラティス・ザ シルク・ツースリー・アーバンクラシックピラティスについては、公式サイトを読んでもキャンセル期限の記載を見つけられませんでした。当サイトは記載を確認できない項目を「制限なし」とは書きません。この4ブランドが候補に入っている場合は、体験の申し込み前に店舗へ直接確認してください。
期限を過ぎたときのペナルティは大きく3種類
期限を過ぎてキャンセルした場合の扱いは、主に次の3パターンに分かれます。通い方によって受ける影響が変わるため、事前に把握しておきましょう。
レッスン1回分が消える
最も多いのがこの型で、上の表の半数以上が当てはまります。たとえばオルタナピラティス、ピラティスミー、ピラティスミーライフ、ピラティスミラー、楽々ピラティス、パーソナルマシンピラティスサクラでは、期限を過ぎると利用回数が1回消化された扱いになります。行かなくても1回は減る。月4回のプランなら、受けていないのに残りは3回です。回数制やチケット制で通っている人にとっては、1回分の月謝がそのまま消えるのと変わりません。
現金でキャンセル料を払う
エレメントは開始2時間以内のキャンセルで1,100円、クラブピラティスは店舗により1,000円〜1,500円(税別)のキャンセル料が発生します。スタジオアイビー、スタジオトゥーユー、パーソナルマシンピラティスYUZUではレッスン料の100%相当額が請求されます。体験レッスンにも適用される場合があり、たとえばディーピラティスでは無料体験でも24時間以内の取り消しに3,300円がかかるため注意が必要です。
翌月の予約枠が減る
通い放題で効いてくるのがこの型です。通い放題には消化させる回数がないので、代わりに予約できる枠そのものを絞ります。該当するのはスタジオトゥーユー・ピラティスK・ヤード・リントスルで、いずれも通い放題を主力にしているブランドです。絞り方は2通りあります。同時に持てる予約を減らすのが、ピラティスKとリントスルの「時間外キャンセルが月2回以上で翌月の同時予約1件」、ヤードMASTER会員の「3回以上で翌月の予約可能本数10本まで」。予約そのものを止めるのがスタジオトゥーユーで、通い放題プランは当日キャンセルが1ヶ月に3回で10日間予約ができなくなります。
同時予約枠が1件になると、通い方が変わります。ふだんは来週の火曜と木曜をまとめて押さえられるところ、1件しか持てないので、1回受けてから次を取る形になります。希望の時間帯が埋まっていると、予定した回数を受けられない場合があります。月額が同じでも受講回数が減れば、1回あたりの費用は上がります。予約制限が自分の通い方にどれくらい影響するかも、確認しておきましょう。
一定時間の遅刻もキャンセル扱いになる
遅刻への対応も規約に定められています。ビーディーシー ピラティスは開始5分、パーソナルマシンピラティスYUZUは15分、パーソナルマシンピラティスサクラやスタジオアイビーは30分でキャンセル扱いです。ゼンプレイス ピラティスのマシン枠は10分遅刻で入室不可かつ1回消化、ピラティスミーやピラティスミーライフは連絡なく10分来店がないと当日キャンセルになります。予約時には、遅れそうな場合の連絡先と入室できる時刻も確認しておきましょう。
通い放題を選ぶなら、月会費だけでなく予約・キャンセル規定も確認する
通い放題が回数制より得になる分岐点は、当サイトの集計で月2.2回から月11.4回です。予約枠を絞られるブランドのうち回数制と比べられるのは、スタジオトゥーユーで月2.2回、ピラティスKで月4.4回、リントスルで月4.9回、ヤードで月7.6回。同時予約が1件に制限されて週2回のペースが崩れると、分岐点の高いブランドでは損益がそのまま逆転します。仕事の都合で直前に予定が動きやすい人ほど、月額の千円差より、キャンセル規定のほうを先に見たほうが判断を誤りません。
月に何回通えば得になるかをブランド別に計算しています
最低継続期間・違約金・休会・毎月の必須固定費の一覧
入会前に確認しておきたいチェックリスト
- 期限が「開始◯時間前」か「前日◯時」か。仕事終わりの急な残業が多い場合、前日締め切りだと対応しづらくなります。
- 期限を過ぎたときが消化なのか、現金なのか、翌月の予約制限なのか
- 体験レッスンにもキャンセル規定があるか。無料体験でも直前の取り消しにキャンセル料が発生するスタジオがあります。
キャンセル規定は会員規約の後半に置かれていることが多く、体験の当日に説明されるとは限りません。それでも、月に1、2回の予定変更が起きる人にとっては、月額の差より効いてきます。候補が2、3店に絞れたら、料金と一緒にこの欄も見比べてください。各ブランドページの「予約とキャンセルのルール」に、公式サイトの記載をそのまま載せています。



